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2017年10月26日 (木)

真緋の会 10月例会

テーマ 動物
参加者 2人
いちじん

シノリガモ

                             吉井一仁

 群馬野鳥の会のHPに海鳥でしかも冬鳥のシノリガモが私のよく行く井野川の支流の染谷川にいるとの情報が真夏の8月14日に載った。

 16日、自転車で染谷川の下流から上流に向かってシノリガモを捜しに行った。雨が止んで間もなくだったので、暗くて水は濁っていた。関越道の少し手前の橋の下にシノリガモを見つけた。しばらく休んだ後、上流に向かって泳ぎ始めた。川沿いの岸に上がって飛んだが、10メートル位で着水してしまった。

よく観察すると左羽に異常があって、長距離は飛べないようであった。もしかしたら、猛禽類に追われて逃げ回っている時何かにぶつかって傷ついたのかもしれない。

それからしばらくの間、シノリガモは染谷川に滞在した。急流の中を数十秒潜っていることがたびたび見られた。魚を咥えたのを見ることは無かった。石に着いた川藻類を食べているようだった。

ずっと染谷川にいると思っていたが、8月29日を最後にシノリガモの姿を見ることはできなくなった。下流に下って行ったのか、北方へ飛んで行ったのかは不明だ。

夕方6時40分からNHKテレビは群馬県の番組になる。その番組の最後の「好きです。群馬」では視聴者の投稿した写真やビデオが放映される。今までに、「メジロ」と「カルガモ」の写真が採用されたので、シノリガモを投稿することにした。最初に撮った日のシノリガモを送ったが、採用されなかった。暗い橋の下で水も濁っていたので地味だったからか。

8月17日は、晴れていて水もきれいだった。その日に撮ったシノリガモを再度NHK前橋に送った。8月21日の午前中、前橋放送局のアナウンサーの源田さんから電話がかかってきた。今夕、シノリガモが放映されるとの連絡だった。源田さんから写真についての質問があり、いろいろ答えた。妻が染谷川に来たシノリガモだから、ソメッシーと名付けたと話したら、放映の時そのことが紹介された。放映後、シノリガモの写真を見たという電話が掛かってきたが、最初のメジロの時よりかけてきた人は少なかった。

 群馬野鳥の会の「群馬県鳥類目録」を見ると、シノリガモが群馬県で観察されたのは5回だった。ほとんど冬期で夏期は1回だけで、それは1998年7月20日、水上町の奥利根湖上流であった。メスと幼鳥2羽とのこと。夏期に見られたのは二回目だったのだ。

 わたしがシノリガモを初めて見たのは八年前の初冬だった。洋上大学の仲間で北茨城方面に1泊2日の旅行に行った。岡倉天心が海岸の絶壁に建てた六角堂を見るために石段を下りて行った時、荒波の中に十数羽のシノリガモが見えた。仲間は六角堂を見に行ったが、わたしは望遠カメラを構えてシャッターを押し続けた。下の方に降りるとシノリガモが見えなくなってしまうからだ。しばらくすると見学を終えた仲間たちが石段を登って来た。わたしには六角堂を見る時間が残されていなかった。

 その次の年に3・11の大震災の大津波が東北地方を襲い、六角堂も破壊されてしまった。最近、六角堂は再建されたが、明治期に建てられたオリジナルの六角堂の中を見学することは叶わなくなってしまった。

 2回目にシノリガモを見たのは、2014年7月、カナディアンロッキーに行った時だった。ガイドの田中さんに連れられて氷河の残るトレイルを歩いて下のオハラレイク湖に降りて来た時だった。1羽のカモが湖上に飛んで来て着水した。広い湖なのに私たちが歩いている近くだった。何とシノリガモの夏羽のオスだった。慌てて望遠カメラを用意してシャッターを切った。バックに雪の残る山を入れて撮ろうとした時、シノリガモが立ち上がって伸びをして羽ばたきをした。心に残る一瞬をカメラに残すことができた。その画像は今もわたしのパソコンの表紙画像となっている。

 最近、陶芸で皿を作ったが、今まで絵を描いたことが無かったので描くことにした。三枚なので、最初上毛三山にしようとしたが、なかなか皿に収まるデザインにすることができなかった。そこで、この夏の思い出のシノリガモを描くことにした。素焼きした上に絵筆でシノリガモの絵を描いたが、素焼きの表面は水を吸い取りやすいので描きにくかった。どんな風に仕上がるか不安だったが、焼き上がりを見たら予想以上だった。

 この夏のシノリガモの思い出がわたしの心とパン皿に焼き着いた。

                    2017.10.26

Dsc_1398_2

パン皿

Dsc_3300001_2

 

OKさん

タイトル 猫好き

家族がネコ好きで5匹の猫を飼っている。

それぞれの猫たちとの出会いとそれからの生活を

紹介した内容だ。

最年長は15才、血統証付きは

何と26万円とのこと。

餌代も馬鹿にならないし、

糞の掃除も毎日しているとのこと。

猫好きではないわたしには

驚くことばかりであった。

 

 

 

 

 

 

 

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